2010年8月28日(土)〜29日(日)、日本鱗翅学界東海支部との合同で合宿が富士宮市猪之頭の『朝霧ロッジ』で行われ、11名が参加しました。 ベランダにライトトラップを仕掛け、部屋に居ながら集まる虫たちを眺め、飲んで、語って、至福の時を過ごしました。
翌8月29日(日)は会場を富士山南側中腹の水ヶ塚駐車場付近に移し、12名参加のもとアサギマダラへのマーキングを行いました。 昨年よりも1週間遅かったためか、ヒヨドリバナは枯れているものが多く、わずか6個体へのマーキングにとどまりました。 富士山には珍しいキベリタテハが目撃されました。
9月5日(日)静岡市東部公民館でこの夏の成果を話し合う夏の談話会が行われ21名が参加しました。 清邦彦「御蔵島の自然」、高橋真弓「モンゴル6月下旬の蝶」、北條篤史「北海道・道南のPieris」の3件の『話題提供』がありました。 終了後、これまでの近くの中華料理屋から街中のうなぎ屋に場所を移し、飲食しながら楽しく語り合いました。
9月11日(土)、静岡市麻機遊水地でNPO麻機湿原を保全する会との共催で、 自然環境レンジャーの子どもたちとその保護者約50名を対象に、会員4名が昆虫観察指導をしました。 ショウリョウバッタやコムラサキが多く見られました。
9月12日(日)、静岡市平野の安倍川河川敷で6名が参加して生息環境を保全するための草刈を行いました。 参加者も高齢になり、猛暑できつい作業です。
2010年10月24日(日)、12人が参加し、袋井市エコパのビオトープ、掛川市の高天神城を調べましたが、天気も良くなく、未発見に終わりました。 午後は小雨の中、袋井市旧浅羽町で野生のガガイモ群落で発生していると考えられるカバマダラを観察しました。
2010年11月13日(土)、11名が参加して、 Erebia,Lethe,Ypthima,Eurema などのゲニタリアを観察しました。